今回は、文字を透過させて背景を映すやり方を紹介します。昔から見るデザインですけど個人的には飽きないし、いくらでも工夫できてカッコいいデザインだなと思います。
コンポジション設定
コンポジション名は「main」プリセットは「HDVT1080 29.97」デュレーションは「5秒」で進めていきます。ここは同じじゃなくても問題ないので好きに設定して下さい。一応、画像置いときます。
好きな画像を用意
背景は平面のカラーでもいいですが、どうせなら好きな画像を用意して作って行きましょう。もう秋ですが雰囲気出しやすいのでここではビーチの画像を使っていきます。
平面とテキストを追加
ショートカットキー「CTRL + Y」で平面を追加します。カラーは画像に合わせてシアン系にしました。次にテキスト「SUMMER」を追加します。こちらも画像やイメージに合わせてでも良いですし好きな平面色やテキストで大丈夫です。
平面のカラーを変えるときのショートカットキーは「CTRL + ALT + Y」
テキストは画面いっぱいのサイズにしてます。
トラックマットで文字を透過させる
トラックマットを使って文字の部分を切り抜いたように背景を見せていきます。レイヤーの順番は上から「テキスト→平面→画像or平面背景」にして下さい。この記事の通りに作っていれば自然とこの順番になってると思いますが一応確認しておきましょう。
上から二番目にある平面のトラックマットを「アルファ反転マット」にします。すると画像のようにテキストが切り抜かれた状態になり完成です。
テキストやシェイプは自由に動かしたりサイズをや平面の色を変えることができます。
トラックマットの応用
アルファ反転マットはテキストじゃなくシェイプでも背景を切り抜くことができます。
せっかくなのでこのトラックマットを使った応用を少し紹介したいと思います。まずは平面のトラックマットを「アルファ反転マット→なし」にして平面を適当なサイズにします。(SHIFTを押しながらマウスを動かすと均等なサイズに出来る)
画像をアルファマットにする
画像レイヤーの上に平面があるのを確認して画像レイヤーのトラックマットをアルファマットにします。すると先程作ったシェイプの部分に画像が表示されたと思います。
これは簡単に説明するとマスクに似たことがトラックマットでもできるというものです。本来、画像にマスクを使うと画像を好きに動かすことが出来ず地味に不便なことがあったりしますがアルファマットなら好きに動かしたり画像のサイズを好きに変えることができてかなり便利!
まとめ
いかがだったでしょうか?文字を切り抜いて背景を透かすのは意外と簡単だったのではないでしょうか?簡単なものなら数秒で出来るのもいいですよね。
応用編のアルファマットは四角以外にもスター、楕円形、ペンツールを使った複雑な形でも出来ます。内容にもよりますがトラックマットを使う機会も多いのでテキストや平面の位置などにもキーフレームが打てるのでアニメーションを付けたりして色々遊んでみるのもいいかもしれませんね。
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